複数行をまとめて出力する
複数の行を出力するときに、
print "ああああああ"; print "いいいいいい"; print "うううううう";
と書くのは大変ですし、あとでソースコードを読むときもわかりにくくなります。
そこで複数行をまとめて書くこともできます。
print <<"EOF"; ああああああ いいいいいい うううううう EOF
この書き方はヒアドキュメント(here document)といいます。
また『 EOF 』の部分は、ヒアドキュメントの終わりを表すもので、別の文字でもかまいません。たとえば『 AAA 』でもいいです。
ただこの文字がヒアドキュメント中に出てきてしまうと、そこでヒアドキュメントが終了してしまうので、
なるべく文章中に使わないものを選ぶようにします。
ヒアドキュメントを複数使う場合には次のようにします。
print <<"EOF"; ああああああ いいいいいい うううううう EOF print <<"EOF"; ええええええ おおおおおお EOF
一般的に使われるものの意味は次のようになります。
EOF | End Of File | ファイルの終わり |
EOL | End Of Line | 行の終わり |
EOT | End Of Text | テキストの終わり |
EOS | End Of Sentence | 文章の終わり |
このため文章中にEOFを使うのは意味的に間違っているかもしれません。
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