環境を分ける方法
.htaccessやhttpd.confで環境変数を渡すことで、本番環境と開発環境などを分けることができます。
設定方法
使用方法
必須条件
たとえば環境によるデータベースの設定の違い(パスワードなど)を吸収することができたり、
開発環境のみ詳細なエラーを表示させたりできます。
設定方法
本番環境
SetEnv APPLICATION_ENV production
デフォルトではproductionが使用されるので、本番環境の場合は指定をしなくてもよい。
開発環境
SetEnv APPLICATION_ENV development
最初に読まれるindex.phpに、次のように書きます。
defined('APPLICATION_ENV')
    || define('APPLICATION_ENV', (getenv('APPLICATION_ENV') ? getenv('APPLICATION_ENV') : 'production'));
使用方法
config.ini
/application/configs/application.ini
などでは次のような書き方をします。
[production] phpSettings.display_startup_errors = 0 phpSettings.display_errors = 0 [development : production] phpSettings.display_startup_errors = 1 phpSettings.display_errors = 1
ActionやView
定数APPLICATION_ENVに環境名があるので、それを条件に分けます。
if ('development' == APPLICATION_ENV) {
}
必須条件
SetEnv
SetEnvを使用するには、Apacheのmod_envモジュールが必要です。
LoadModule env_module modules/mod_env.so
.htaccess
.htaccessを使用するには、httpd.confのAllowOverrideディレクティブをAllにする必要があります。
AllowOverride All
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