Live Commerceとは
Live Commerceとは、日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)に対応した多言語ECサイト構築ソリューションです。
オープンソース版とASP版、商用版があります。
オープンソース版はGPLライセンスになります。
[参考記事] オープンソースライセンスの一覧と日本語訳
PHP、MySQL、Apacheで動作します。
Zend Frameworkをベースに作られていますが、ダウンロードできるオープンソース版パッケージソースにはZend Frameworkは含まれていないため、別途入手する必要があります。
またZend Frameworkを使用するなどの理由から、PHP5.2.4以降が必須となりますが、PHP5.3系では動作しないようです。
PHP高速化モジュールのZend Optimizerも必須となっています。
このため動作させるには、他のオープンソースECソフトウエアより必須条件が厳しく、共有サーバでは条件を満たせないこともあります。
PHP5.1やPHP5.3でも動作はするようです。(PHP4系だとZend Frameworkが動作しません。)
Zend Optimizerがインストールされていない場合は、管理画面のログイン後のトップページが表示できません。
PHPのバージョンやZend Optimizerの有無などの要件を満たしていない場合でも、
/public_html/install/index.php
の24行目から50行目を変更することでインストールはできます。
要件を満たしていない場合は、サービスとしては適しません。あくまで開発環境での変更としたほうがいいです。
テーマ・プラグイン以外のカスタマイズは非推奨となっていて、Live Commerce本体のソースのカスタマイズ性は低いです。
resources以下にカスタマイズソースを集約し、Live Commerce本体のコードに変更を加えないようにすることで、
Live Commerceのアップデートに容易に対応できるようにします。
[参考記事] Zend Framework
[参考記事] Zend Frameworkのインストール
[参考記事] Zend Optimizerのインストール
公式サイト
オープンソース版パッケージのダウンロード
関連記事
- サーバ移行時の設定(パス設定を設置場所に依存しないようにする方法)
- 基本的な特徴
- Live Commerceのインストール
- インストール直後のディレクトリ構成
- パッケージのディレクトリ構成
- Zend Optimizerのインストール
- 環境設定とインストール
- 基本的な特徴
- PHP
- Zend Framework
- mailtoの使い方
- コマンドで雛形を作る CLIツール
- phpBugTracker [バグ追跡システム]
- 『crontab -r』でcronの設定を間違って消してしまった場合の対処法
- 日本語名のフォルダを作成する場合の注意点
- HTMLファイルのエンコードを『内容から判別する』にしない方法
- 1ファイルにclassを記述して実行する方法
- phpMyAdminでログイン画面を出さずにデータベースに接続する方法
- 「ID」や「ID_xxxx」という文字列があるCSVファイルをExcelで開くとSYLKエラーが出る
- PukiWiki
- 動的ページを静的ページに偽装する方法
- PHPでMySQLなどにPDO接続をすると、could not find driverのエラーが出る場合
- PDO_MYSQLをインストールする方法
- 例外処理(Exception)
- zend_mm_heap corrupted とは
- アンダーバーのあるドメインではセッションクッキーは使用できません
- failed: No space left on device
- ファイルダウンロード時のファイル名が文字化けする対処法
- 正規表現のパターン文字列に日本語文字を使うときの注意
- XOOPS Cube
- Mantis(マンティス) バグ管理システム
- UTF-8からSJISで文字化け
スポンサーリンク