『crontab -r』でcronの設定を間違って消してしまった場合の対処法
crontab -r
と実行すると現在設定されているcronがすべて消されます。
cronを編集するときのコマンド『crontab -e』とはキーボードでは隣り合わせになっているため、ミスにより消えてしまうことがあります。
このように間違ってcronの設定が消えてしまった場合の対処法です。
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cronの実行ファイルは
/var/spool/cron/【ユーザ名】
のファイルにキャッシュされているため、このファイルを復元する。
このファイルも消えてしまっていた場合にはcronの実行ログ
/var/log/cron
から実行されたcronを確認して復元する方法があります。
cronを指定するには『crontab -e』としてcron設定を編集する方法以外に
crontab 【ファイル名】
のように、ファイルに書かれているcronを登録することもできるので、cron設定をファイルに書いて、それをcrontabでcronに登録するようにするとミスを減らすことができます。
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