cron実行時の標準出力のメールを飛ばさない方法(cron実行時に毎回メールを飛ばさない)
cron実行時に出力されるコマンドがあった場合、実行ユーザー宛などにメールが送信されます。
エラー出力だった場合には便利なのですが、標準エラー出力(STDERR)ではない標準出力(STDOUT)でもメールが届くことがあります。
この場合、標準出力を出力しないで捨てるように指定すると毎回メールが届かなくなります。
* * * * * 【cronの実行内容】 1> /dev/null
例
10 5 * * * /usr/sbin/ntpdate example.com 1> /dev/null
『1』は標準出力、『2』は標準エラー出力を表し、標準出力をビットバケツというゴミ箱に捨てるように指定しています。
[参考記事] /dev/nullとは(スペシャルファイル)
スポンサーリンク
これ以外にもメール自体を飛ばさない設定もあります。
『crontab -e』などでcron設定ファイルの先頭に下記のように書いて、メール送信を無効にします。
ただしこの場合はエラーメールも送信されません。
[参考記事] cronのメール送信先を指定する方法(cronごとに送信先のメールアドレスを指定する方法)
MAILTO=""
関連記事
- SSHで初めて接続するホストで、接続するかどうかyes/noを聞かれないようにする
- さくらサーバ(さくらのレンタルサーバ)でcronを使ってPHPを定時実行する
- 数日おきに設定したcronの実行が1日ずれる理由
- シェル実行などでSSHキーを読めない場合
- データベースを定時バックアップする方法(毎日バックアップする処理)
- cron実行時のPATHなどの環境変数を確認する方法
- cronのメール送信先を指定する方法(cronごとに送信先のメールアドレスを指定する方法)
- cron実行時に『/bin/sh: 〜〜: command not found』と出てcronが実行されない場合
- 『crontab -r』でcronの設定を間違って消してしまった場合の対処法
- cronを実行すると『TERM environment variable not set.』というエラーメールが飛ぶ
- Linux [Red Hat/CentOSなど]
- サーバー
- PHP
- Perl [CGI]
- Java
- HPのパソコンでVirtualBoxが起動しない(HP ProtectTools Security Manager)
- mvコマンドの挙動(コピーが完了したものから削除する方法)
- ImageMagick更新で『PHP Startup: Unable to load dynamic library '/usr/lib/php/modules/imagick.so'』エラーが出る場合
- VirtualBoxでホストOSと同じネットワークにする方法
- javaコマンドは実行できるが、javacコマンドが実行できないとき
- memcachedの仕組み(オンメモリストレージ・Slab Allocator)
- localhost.zone [Bindの設定ファイル]のデフォルト
- ブラウザの中止ボタンを押した後も処理を実行させる方法 タイムアウト以外の停止
- 破損したストレージからのデータ復旧
- VBoxGuestAdditions.iso の場所
- named.conf [Bindの設定ファイル]のデフォルト
- Linuxでrarファイルを圧縮・解凍する方法(CentOS)
- PHPの閉じタグは書いてはいけない
- 文字列の置き換えを行う方法 (replaceAllで気をつけること)
- 各ストレージの速度一覧 規格速度や実効速度(HDD/SSD/M2/NVMe/USBメモリ)
- IPアドレス制限とベーシック認証を併用する方法
- PHP Strict Standards: Non-static method と出る場合の対処法
- httpd.conf [apache設定ファイル]のデフォルト fedora
- ファイル操作
- 携帯サイトのmailtoを端末ごとに書き換える関数
スポンサーリンク