PHPでTwitterのツイートをする/ツイート一覧を取得する/検索する(API v1.1)
2013年6月11日でTwitter APIのv1は使用できなくなり、使用できるのはv1.1となっています。
v1ではxml形式のレスポンスが使用できましたが、v1.1ではJSON形式のみです。
[参考記事] PHPでTwitterのbotを作る方法 ツイートをする/ツイート一覧を取得する v1
[参考記事] TwitterでURL付ツイートをするとアクセスしてくるボットの一覧
[参考記事] HEADリクエストを排除してサーバ負荷を軽減させる
TwitterのAPIを使用するには、OAuthによる認証方式を使用します。
PHPでTwitterのツイートをする
PHPでTwitterのツイート一覧を取得する
PHPでTwitterのツイートを検索する
Twitterのレスポンス(戻り値)を扱う方法
twitteroauth.phpでrequire_onceのエラーが出る場合
Twitter APIに接続するライブラリは、Abraham Williams氏のtwitteroauthにあるコードを使用すると実装が楽です。
abraham/twitteroauth GitHub
The first PHP Library to support OAuth for Twitter's REST API
ここからtwitteroauthをダウンロードします。
このファイルを解凍し、twitteroauthフォルダ内のファイルを使用します。
OAuth.php
twitteroauth.php
[参考記事] Twitter APIを使用する (Twitterアプリケーション登録)
Twitterの開発用サイトでアプリケーションを登録して、
Consumer key、Consumer secret、Access Token、Access Token Secret
を取得します。
サンプルファイルは次のように配置します。
┬ twitteroauth │├ twitteroauth.php │└ OAuth.php └ 【作成したPHPファイル】
PHPでTwitterのツイートをする
APIに送る値はUTF-8で送信します。
// ツイート内容 $status = "つぶやき"; require_once("twitteroauth".DIRECTORY_SEPARATOR."twitteroauth.php"); // Consumer keyの値 $consumer_key = "consumer_key"; // Consumer secretの値 $consumer_secret = "consumer_secret"; // Access Tokenの値 $access_token = "access_token"; // Access Token Secretの値 $access_token_secret = "access_token_secret"; // OAuthオブジェクト生成 $twitterOauth = new TwitterOAuth($consumer_key,$consumer_secret,$access_token,$access_token_secret); $ret = $twitterOauth->OAuthRequest("https://api.twitter.com/1.1/statuses/update.json","POST",array("status"=>$status));
TwitterでURL付ツイートをするとボットがアクセスしてきます。
場合によってはサーバ負荷が大きくなるのでボット対策が必要になることがあります。
[参考記事] TwitterでURL付ツイートをするとアクセスしてくるボットの一覧
[参考記事] HEADリクエストを排除してサーバ負荷を軽減させる
[参考記事] ログをリアルタイムに表示させて監視する方法
PHPでTwitterのツイート一覧を取得する
//twitterID $screen_name = 'pentan_info'; require_once("twitteroauth".DIRECTORY_SEPARATOR."twitteroauth.php"); // Consumer keyの値 $consumer_key = "consumer_key"; // Consumer secretの値 $consumer_secret = "consumer_secret"; // Access Tokenの値 $access_token = "access_token"; // Access Token Secretの値 $access_token_secret = "access_token_secret"; // OAuthオブジェクト生成 $twitterOauth = new TwitterOAuth($consumer_key,$consumer_secret,$access_token,$access_token_secret); $ret = $twitterOauth->OAuthRequest("https://api.twitter.com/1.1/statuses/user_timeline.json","GET",array("screen_name"=>$screen_name));
PHPでTwitterのツイートを検索する
//twitterID $keyword = '探す文字列'; require_once("twitteroauth".DIRECTORY_SEPARATOR."twitteroauth.php"); // Consumer keyの値 $consumer_key = "consumer_key"; // Consumer secretの値 $consumer_secret = "consumer_secret"; // Access Tokenの値 $access_token = "access_token"; // Access Token Secretの値 $access_token_secret = "access_token_secret"; // OAuthオブジェクト生成 $twitterOauth = new TwitterOAuth($consumer_key,$consumer_secret,$access_token,$access_token_secret); $ret = $twitterOauth->OAuthRequest("https://api.twitter.com/1.1/search/tweets.json","GET",array("q"=>$keyword));
Twitterのレスポンス(戻り値)を扱う方法
TwitterのレスポンスはJSON形式になります。
PHPではJSONをオブジェクトに変換する関数json_decodeがあります。
$obj = json_decode($req);
オブジェクトからさらに配列にする場合には
[参考記事] オブジェクト(Object)を配列(Array)に変換する方法
twitteroauth.phpでrequire_onceのエラーが出る場合
twitteroauth.phpの10行目require_onceで次のようなエラーが出る場合には
Warning: require_once(OAuth.php): failed to open stream: No such file or directory in 〜〜twitteroauth.php on line 10 Fatal error: require_once(): Failed opening required 'OAuth.php' in 〜〜twitteroauth.php on line 10
呼び出し元のphpにインクルードパスを指定するか、twitteroauth.phpの10行目を書き換えます。
一般的には配布されているファイルを書き換えないほうがいいです。
(バージョン変更のときに上書きしても動作するように)
set_include_path(get_include_path() .PATH_SEPARATOR. dirname(__FILE__).DIRECTORY_SEPARATOR."twitteroauth");
または
require_once('OAuth.php'); ↓ require_once(dirname(__FILE__).DIRECTORY_SEPARATOR."OAuth.php");
関連記事
- PHPでwebサーバー(apache/nginx)の実行ユーザー・グループを確認する方法
- リクエストヘッダーやリクエストボディーなどを取得する方法
- 負荷が高いときには503エラーを返す方法
- サイトの更新情報をPINGサーバに送信する方法
- PHPでロードアベレージを表示させる方法
- インクルードパスを設定する方法
- オブジェクト(Object)を配列(Array)に変換する方法
- PHPでgzip圧縮形式(gz圧縮)のファイルを読み書きする方法
- PHPでfacebook投稿時に公開範囲を指定する方法
- PHPで複数の画像をfacebookに投稿する方法
- PHPでfacebookのフィード(ウォール)に投稿する方法
- PHPでのfacebookアプリの認証処理(APIを使うユーザー認証)
- MySQL関数のまとめ
- MySQLサーバに接続できるかどうかを確認する
- ディレクトリ内のファイルのパーミッションを一括で変更する
- POSTでアップロードできるファイルサイズの制限を変更する方法
- 暗号化・複合化を行う ブロック暗号
- date型やdatetime型と年月日時分秒への変換
- 関数・メソッドの存在を調べる方法
- PHPでTwitterのbotを作る方法 ツイートをする/ツイート一覧を取得する(API v1)
- strtotimeの指定
- PHPでHTMLメールを送る方法
- ディレクトリセパレータを短く定義する DIRECTORY_SEPARATOR
- モザイク画像を作る方法
- HTML内のアクセス解析タグを除去する方法
- HTMLのTABLEタグを簡単にCSVファイルに変換する方法
- 画像表示のときに指定サイズにリサイズする(画像の拡大縮小)
- テキストを可逆的な暗号化する Crypt_Blowfish
- PHPでwhois検索をする Net_Whois
- よく使うヘッダー関数のまとめ
- キャリア・世代を判別する
- mb_send_mailでCCやBCCを指定する 表示名を指定する
- より高速に、推測困難な一意なIDを生成する方法
- 画像ファイルを指定容量ぎりぎりに圧縮する
- 指定したHTTPヘッダーが送信済みあるいは送信予定に含まれているか
- DOCUMENT ROOTを得る $_SERVER["DOCUMENT_ROOT"]は使えない!
- マルチバイト文字列(日本語文字)を一文字づつ取り出す
- ファイルを削除する/フォルダを削除する
- ファイルを読み込む/ファイルに書き込む
- ディレクトリ内のファイル一覧を取得する
- quoted-printable文字列の変換
スポンサーリンク