HTML特殊文字 HTMLエスケープ 実体参照

『 < 』や『 > 』は、そのままHTMLファイルに書いてしまうとタグの開始、終了として認識されてしまいます。
このため『 < 』は『 &lt; 』、『 > 』は『 &gt; 』と書きます。
そうなると『 &lt; 』をHTMLファイルに書くと、『 &lt; 』と表示されてしまうため、『 & 』は『 &amp; 』と書きます。

IMGタグでalt=""を使用するときなど、『 " 』でくくられる中に『 " 』を書いてしまうと、そこでaltの属性値が終了してしまいます。
『 " 』は 『 &quot; 』と書くようにします。
alt=''と書くようなときは、『 ' 』は 『 &apos; 』と書くようにします。
特に入力フォームでは、ユーザーがどのような文字を入力するかわからないため、気をつけるようにしましょう。

HTMLでは連続する半角スペースと改行は、1つの半角スペースとして表示されるため、連続する半角スペースを表示させるときは、『 &nbsp; 』を使います。
ただ『 &nbsp; 』は『no-break space』の略で、つまりは『改行しない空白』の意味で単なる半角スペースの代替ではありません。
ちなみに通常の半角スペースは、『ホワイトスペース』といいます。

¥マークはフォントによっては『 \(バックスラッシュ) 』になる場合があります。
金額表記などの『 ¥ 』は 『 &yen; 』と書くようにします。

このように文字を『 & 』から始まるコードで記述することを『文字参照』といいます。
よく使用されるものは『 &yen; 』のようにコード部分が文字列で表すことができます。文字列ではなく『 &#165; 』や『 &#xA5; 』のように10進数や16進数の数字で表すこともできます。
この『 &yen; 』『 &#165; 』『 &#xA5; 』はどれも『 ¥ 』が表示されます。

コード部分を文字列で表記することを『文字実体参照(実体参照)』といい、数値で表記することを『数値文字参照(文字参照)』といいます。

[参考記事] 文字実体参照(実体参照)の一覧
[参考記事] ギリシャ文字・シンボル・数学記号の一覧

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