Output - ドキュメントを保存する、または送信する
Output
string Output([string name [, string dest]])バージョン
1.0説明
PDFドキュメントを次の3つの指定先へ送信(表示)します。 指定できる送信先:文字列、ローカルファイル、ブラウザ ブラウザに送信(表示)する場合、(存在するなら)プラグインが利用されます。 プラグインが存在しなければ「保存する(Save as)」ダイアログが強制的に表示されます。もしドキュメントの終了コマンドが呼び出されていなければ、このメンバ関数は Close()メンバ関数を先にコールします。
パラメータ
nameファイルの名前です。もし値がセットされなかった場合、 ドキュメントは(送信先(dest)パラメータが Iとして)、doc.pdfという名前でブラウザに送信(表示)されます。dest
ドキュメントを送信する送信先。 以下のうちのひとつを指定します。このdestパラメータが指定されない状態でname パラメータが指定されていた場合、送信先はFとして扱われます。 パラメータがまったく指定されていない場合、送信先はIになります。
- I:ブラウザにインラインにて送信します。存在すればプラグインが利用されます。 「保存する(Save as)」ボタンが押された際は、nameパラメータに指定した名前が使用されます。
- D: ブラウザに送信し、nameパラメータにて指定された名前で生成したPDFファイルを強制的にダウンロードさせます。
- F: nameパラメータにて指定された名前でローカルファイルとして保存します。
- S: PDFドキュメントを文字列として返します。 name パラメータは無視されます。
注意:以前のバージョンとの互換性維持のため、boolean型の値も判別します。 (false は F 、 true は Dとして解釈されます)。
参照
Close().関連記事
- AcceptPageBreak - 自動改ページの設定
- AddFont - フォントをセットします。
- AddLink - 内部リンク(ページ内のリンク)を生成します。
- AddPage - 新規ページ追加
- AliasNbPages - ページ番号のエイリアスを定義
- Cell - 表(セル)を表示します。
- Close - ドキュメントの終了
- Error - 致命的エラー
- Footer - ページフッタ
- FPDF - コンストラクタ
- GetStringWidth - 文字列の長さを計算する
- GetX - カレント(現在の)x座標を調べる
- GetY - カレント(現在の)y座標を調べる
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- Link - リンクをセットする
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